
写真は「平将門傀儡徒夢」より。このカット、男性ポートレート・ライティングの基本のひとつと丁度一致していて(やや大胆め)、ちょっとスタジオ・ポートレート撮影時のオフ・ショット的な雰囲気になりました(笑)。
左奥よりの半逆行をメインに、右手前から起こしのライトが入っています。スタジオで再現するなら、メインはストロボ直当て等による固めの光、右手前はバンクやアンブレラの面光源でやや柔らかめの光にします。また左手前にレフ版を置いたり、右手前のライトを使わずレフ版にしたり、見せたいイメージにより使い分けます。
今回のお芝居で使用されたライトの総数は約70灯だそうで。勿論全てのシーンで70灯が使われるわけではありませんが、写真撮影だと余程特殊な撮影でない限り、使用するライトは1〜5灯程ですので、70灯と聞いただけでもワクワクします(笑)。
posted by bonso at 20:15
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舞台照明の魅力